借地のトラブルを弁護士に依頼するメリット

借地権に関するトラブルにはさまざまなものがあります。

しかしこれらのトラブルは当事者間での話し合いによる解決が難しいケースが多くなっています。

そこで借地に関するトラブルを弁護士に依頼するメリットについて解説をしていきます。

そもそも借地に関するトラブルとは

借地権は性質上、複数のトラブルが発生する可能性があり、一度揉めてしまうとそのまま複雑化することが多くなっています。

では実際に借地権に関するトラブルはどのようなものがあるのかご紹介していきます。

・賃料に関するトラブル

借地権者は地主に対して賃料を支払う義務を負っています。

しかし何らかの事情で賃料が払えなかったり、滞納してしまった場合には、トラブルに発展してしまう可能性があります。

地主としては借地権者の債務不履行を理由に立退を迫ってくるケースがあります。

このような事態を防ぐためにあらかじめ支払えない理由を説明したり、立ち退きを迫られた場合には、実際に立ち退くか滞納分の支払いについてしっかりと話し合いをするしかありません。

・借地の更新や更新料に関するトラブル

借地権は賃貸物件を借りた時と同様に、契約満了のタイミングで更新料を支払うことで契約の更新をすることが可能となっています。

しかしながら、地主側の事情で契約の更新を拒絶されてしまう場合があります。

またそれ以外にも、更新料が理由なく大幅に値上げされた、不当に高いなどでトラブルに発展することがあります。

・借地上の建物の建て替え

借地上の建物を建て替えるには地主の承諾が必要となっており、なおかつ承諾を得るためには建替承諾料を支払うことが通例となっています。

しかしながら、地主が建て替えに承諾をしてくれないといったことがあります。

建物が老朽化によってすぐに建て替える必要がある場合には、裁判所に対して地主に代わって承諾をしてもらうことが可能となっています。

借地問題を弁護士に依頼するメリット

借地問題に限らず不動産に関するトラブルは当事者同士で発生するものであり、感情的になったりお互いが主張を全く譲らないということで、なかなか解決に向かわないということが非常に多くなっています。

しかし弁護士であればそこに仲介して話し合いに参加することができ、冷静に話し合いを進めていくことが可能です。

また、もし話し合いで解決ができなかった場合には、訴訟による解決が考えられますが、話し合いの段階で弁護士に依頼をしておくことで、そのまま訴訟に関しても対応をしてもらうことができます。

不動産に関するトラブルは桐井法律事務所にお任せください

借地権に限らず不動産のトラブルは、性質上複雑なものになりやすく、当事者間の話し合いだけでは解決が難しくなってしまうケースがあるため、弁護士に相談することで早期に解決を図ることが出来ると言えます。

桐井法律事務所では、借地権をめぐるトラブルに関しても専門的に取り扱っておりますので、お困りの方は一度ご相談にお越しください。